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RC-RNシステム


RC-RNシステムについて

劣化したコンクリート建造物を、その風合いを保持したまま改修する。あまりに劣化した建物さえ新築時のように再生してしまう。
この困難な課題をアール・シーの改修システムが解決します。新築工事で培ったノウハウを改修工事にも生かし、より永続的な強さと美しさを提供します。

建物にベストな施工方法を提案します

建物の劣化は立地条件、気象条件、新築時の躯体の精度、保護剤の有無などさまざまな要因が複合的に重なって進行します。私どもは現地に赴き、劣化の状況の確認を行った上でその建物にベストな施工方法を提案致します。

複層塗膜で強い耐候性を…

浸水性撥水材のような脆弱な撥水層の形成のみで長い年月持ち堪えることは不可能です。打放しコンクリートRC-RNシステムは、異種複層塗膜構造。各層の相互作用で、より高い耐候性を確保します。
トップコートは高い性能とリーズナブルなコストが魅力のアクリルシリコン樹脂、クリア素材としては最高品質で認知されているフッ素樹脂の2種類から選択できます。


RC-RNシステム2つの仕様

打放しコンクリートの質感を生かす
ナチュラルリペア仕様

コンクリート素地の状態を極力生かす仕様です。 ひび割れの注入跡、各種不具合部の補修跡等を部分的に色合わせすることが可能なので、従来の様に劣化処理を施しても、その補修跡が著しく意匠を損なわないように仕上げることができます。
パネコート型枠の場合
施工前

施工後

新築時の保護材も長い年月によって劣化しています。性能が低下した保護材も新たな塗膜を形成することで、建物の寿命を更に伸ばすことができます。また、新築時には気にならなかった補修後や色ムラなども意匠調整によって違和感なく仕上げることができます。
杉板型枠の場合
施工前

施工後

経年によって表層劣化が進んでしまったからといって、躯体全面を塗り潰すような処理はしたくない…。それが美しい木目の杉板型枠ならば尚更のことです。
劣化部をピンポイントで修復することで健全部の風合いをそのまま生かします。

打放しコンクリートの意匠を復元する
リッチレストア仕様

保護剤を塗布することなく、ノーメンテナンスで長期的に風に晒されたコンクリートは、汚れや苔・カビなどの付着による汚損だけでなく、 ひび割れ・欠損・露出鉄筋、表層脆弱化等、多くの不具合が発生し、中性化の進行も懸念されます。
施工前

施工後

そのような劣化著しい躯体に対しては、躯体内部を強化した上で微弾性塗膜によるコーティング処理。
その上に新たな打放しコンクリート意匠の復元を施します。躯体修繕と意匠回復を兼ね備えた仕様です。

フローチャート

オプション

劣化部処理
年月を経て発生したひび割れ、中性化の促進による鉄筋の腐食にともなう爆裂や強度低下による躯体の欠損などを適切に処理します。
意匠調整
全体の色調を整えます。新築時のフレッシュな色調・経年劣化により深みの増した色調など、現地にてお客様のご要望に沿った形で色調や透明度を調整します。(トーン・アジャスト)
劣化部処理や下地処理を施工した箇所に対して、打放し独特の模様構造を施し、不具合部を復元します。新築時の健全な躯体意匠を蘇らせる卓越した技術です。(パターン・アジャスト)
RC-Ti(光触媒)
酸化チタンを主成分としたコーティング剤。
光エネルギーを受けると強力な酸化力を持つ活性炭素層を形成します。悪臭や汚損の原因である有機化合物・細菌などを分解します。
また、超親水作用によって雨水等によるセルフクリーニング機能の働きによって美観の維持が可能となります。

RC-P処理剤
中性化の進んだ躯体に対す含浸塗布することで、表面層を密実化。中性化の促進と躯体の弱体化を抑制します。
表面修理(下地処理)
劣化したポーラス(多孔質)化した表面層を復旧するための下地処理です。

お問い合わせ

施工に関してのご質問、価格等はお気軽にお問い合わせください。

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